くらげ記録

くらげ子の残しておきたい記録。家づくり、水草水槽づくり、妊婦生活など。

家づくり(4) 終の棲家をどこにする?

あてになる土地はなし

夫の出身は他県、私は現在の住まいの県の出身だったけれど、兄弟がいる。職場の関係で他県に引っ越すことはできない。

自由でラッキー!かもしれないけど、お金かかるわ、探すの大変だわで、何かと苦労しました(特にお金ですね) 

 

土地の情報

「家を建てさせたい」とハウスメーカーの担当は思っているので、土地の情報をくれます。

楽して、自社で開発する分譲地の土地を勧めてくることも多いです。

ハウスメーカー提携している不動産会社が紹介してくれることもありました(その場合は仲介手数料が見積もりに入っていました)

とはいえ、探している情報は業務用の検索サイト(SUUMOとかじゃなく)にあがるので、契約前でもあったため複数のメーカーの担当にお願いして、情報はもらっていました。

 

既存の住宅地の空き地か、新規開発の分譲地か

最初は両方見て回りました。

当県は、田畑からの転用や工場跡地の再開発によるまとまった分譲地もあります。

そうなるとやっぱり、周りの人間関係が既にできあがっている場所よりも、新しくみんなが入って行くところの方がいいかなぁと思い、新規開発の分譲地に絞って探しました。

ただ、新しい人たちが一斉に建てるとなると、間取りが決まりづらい面もあります。

例えば、隣り合う家同士の窓の位置が重なってしまい、お互いに開かずの窓になるなど。

そこは、ハウスメーカーを通したやりとりで解決、でしょうか。我が家もお隣さんとハウスメーカーを通じてやりとりをした経緯がありました。

 

地盤に注意

当県は、他県より地盤が弱い土地が多いみたいです。

徳川幕府の大規模河川改修の影響や、海岸部など、埋め立てた土地も沢山あり、液状化が心配される土地が多く存在します。他にも、前出ですが、水田から宅地への転用も多く、実は沼のように深い田だった場所も結構あるのは知っていました。(そういうところに建売分譲で入って行く人が多くて、うわぁって思ってたのは事実ですごめんなさい)

べた基礎で、しかも杭を深く打てば打つほどお金がかかる。そしてそんな場所にいくら完璧な基礎を施しても、大きな地震があったらきっと傾いてしまう。これから大きい地震が来る確率は格段にあがるっていう話なのに!

そんなわけで、土地選びは慎重に行いました。

地元県出身を活かして、過去/現在稲作が盛んではない地域、台地の上、近くに河川はあるかどうか、などには気をつけていました。

 

絞り込んだら、通い詰めた

駅近の土地は値段が高い。安い土地は、狭いか形が変。当たり前だけど、つらい現実をつきつけられました。

結局、駅から少し離れた、ただしバスの本数が多くて何とかなりそうな場所に絞ることができました。

絞ったら、昼、夜、休日、平日と通い詰めました。バス停まで歩き、小学校まで偵察(侵入してはいません)、夜道の感じもチェック。病院もOK。

やっとやっと(といっても他の人より全然早いだろうけど)、私たちの終の棲家になる場所を決めました。