家づくり(3) ハウスメーカーって
ハウジングパーク(住宅展示場)をめぐった時のこと
最初に対応してくれた人(営業マン)がずっと担当者になる
これって、あたりはずれがあるなあと思いました。
新人さん
一番最初は私たちも勝手がわからないので「大手の中の大手(笑)に行こう」ということで今もCMをバンバン流している会社のモデルルームに入ったわけです。
対応してくれたのは、新入社員さん。しかも行った時期は初夏。
家の説明だけで終わってしまいました。
今であればもっといろいろなことを聞けたし、いろいろなことを頼めて、むしろ新人さんなので調べもの系も頑張ってくれたのかもしれないですけど、私たちもそこまでの考えがめぐりませんでした。
結局、話はお互いに膨らまず、それっきり。
私たちの職業を知ったとたん、頭の中が計算機。
中堅営業マン風な、一見よさそうな人だったんですけどね。しかも共働きで何とかやってるだけで、高所得者層じゃありません私たち。
いくらまで住宅ローン組めるかな、いくらまでなら家に払えるかな、そんな感じの話しぶりに変わってしまいました。
私自身は、コンセプトが好きなメーカーだったんだけど…。
結局そこは、家づくりセミナーに参加し、知識を得て、くじ引きでNIintendo3DS(大当たり!)をいただいて帰ってきただけです(笑)
同じ頃に家探ししていた職場の同僚と話をした時、
「展示場にはきったない格好で行って、職業は明かさない」
という結論に落ち着きました。
さすがにきったない格好では行きませんけど!
今思えば、担当者がメーカーを決める大きな要因だったかも
最後に残ったメーカーは、担当者との相性が良かったかもしれません。
他メーカーに対しても、担当者を変えてくださいって言えば済む話なんですけど、そこまで深入りしない原因も担当にあり、っていう。
最後の最後は価格だったので、一番相性のいい担当というわけにはいきませんでしたが。
当たり前だけど、知りたいことをそれ以上に教えてくれる(私たちの場合土地情報)、こちらの一番大切にしてることろで売り込みをかけてくる(私たちの場合太陽光+蓄電池)ところだったかなぁと。
一番相性の良かった担当、実は私たちが一番大切にしてるところを読み違えてたっぽかったのはあったので、結果、契約寸前まで行ったところ、最後の最後しませんでした!(他社に持って行かれた、というか私たちが行った)
本日は、お日柄もよく を読む
最近、「お仕事小説」と本屋のPOPに書かれた本を手に取る傾向がある。私が今「お仕事」から離れているからかしら。
スピーチライターという、まだ日本では馴染みはないが、実際に話題を集めている職業が題材。人前で喋ることもある、上司のスピーチを考えることもある、私の仕事(もう何でも屋)。これを読んで、スピーチの極意がわかれば…と何とも甘い考えを持って読んだ。が、現在の私は腹の中で子を育てている身で、まだ何も役立てていない。
安定した、「楽でそれなりに楽しい仕事」を平凡なOLが、伝説のスピーチライターに出会い、かつて淡い恋心を抱いていた幼馴染の政界進出に合わせて、政治の世界の中でスピーチライター修行に奮闘する。ストーリーの中にも、アメリカの大統領やかつて国民の注目を集めた総理大臣を思わせるようなエビソードが出てきて、とても読みやすい。
普通女子が、仕事も恋も、という 盛りだくさんな、あたかも日経WOMANの読モ?のような展開となっている。現実もこんなにうまくいけばいいのに…。
言葉の力が世界を変える
こんな一節がある。
スピーチには、ときに世の中の流れを、人々の意識を一瞬で変えてしまう魔力がある。マーティン・ルーサー・キング牧師、ケネディ大統領、スティーブ・ジョブズ……演説が世界を変えることは、決して夢などではない。
アメリカではスピーチが重要視されており、スピーチライターは大切な職業だ。言葉の力、スピーチの力が人の心を揺さぶり、世界を変えていくと。日本でもそれが話題になって、最近のドラマでも取り上げられた。
影の存在だけれどやりがいのある仕事
スピーチライターは、アドバイザーであって主役ではない。だけど、「組織」を変える、「会社」を変える、「国」を変える、「世界」を変える参謀だ。主役は注目を集めるが故気が引けてしまうけれども、参謀は影の存在でもとてもやりがいがある。
そういう仕事は、世間の中ではとても多いのではないか(私自身がそう)。
そして、言葉はコミュニケーションの基本。どの業種でも関わらないものはないはず。
言葉の力で、周りを少しでもおおっと言わせられるようになれたらいいな―――そう思いながら、ひとり、産休を過ごしている。
我が家のGWは庭仕事
銀縁眼鏡と鳥の涙、を読む
青春を思い出したい
著者の作風は、ざっくりと「青春的なもの」と自分では記憶しており、そんな気分だったので読む。同世代の作家さんなので、興味があったのは以前から。なんだかんだ言って、Kindleで無料だったのが最大の要因だったりする。
主人公の男子高校生「鳥」が高校入学の際に写真部に入部するところから始まるストーリー。写真を通して、部活の先輩や同じ高校に進学した中学からの同級生とのやりとりが、描かれる。
読みやすく、あっという間に話は終わりを迎える。突然すぎて、読んでる本人がびっくりするくらい。でも、これから「鳥」の生活が良い方向に向かうんだろうな、という余韻を残した終わり方。
「鳥」は揺れ動く
「鳥」は魅力的な先輩・仲間に囲まれ、気持ちが揺れ動く。「あの頃」特有の、いろんなことが妙に気になっちゃう、一歩間違えれば恋愛みたいな、いや恋愛なのかも、沢山の揺れ動く感情ーーーーーー
私は年齢を重ね、それなりに人間関係を経験し、友達の大なり小なり事件とも言える体験を聞きながら、「大人ってそんなもん」って、すっかり図太くなってしまっていた。私だって、あの頃は悩み、喜び、沢山の繊細な感情を持っていた。
子どもが思春期になった時に、また思い出さなくちゃ。
そんなときに読みたい話。
佐藤可士和の超整理術、を読む
今年一番最初に読み終わった本。
著者の事務所は整然としている、という話をどこかで読んだ。整理=収納と短絡的に考えた私は、よくある収納術を説いた本のひとつなのだと思っていた。「日本社会においてあらゆる仕掛けを行っている人はどんな整理をしてるのか?」気になって本を手に取った。
整理とは、部屋に限らず
こっそり実践
アートディレクターってただただ派手な職業じゃない
家づくり(2) 終の棲家までには選択肢がいっぱいある
注文住宅か建売か、はたまたマンションか?
結婚当初から、「戸建に住みたい」と言っていた夫。
我が家は注文住宅の頭しかありませんでした。「これだけは絶対」という間取りがひとつだけあったのです。
建売も見学に行きましたが、建売の割に値段が高かったり、安いところは建築に不安があったり…。
マンションは上下に住む人への気遣いや駐車場のこと、管理組合のこと、何十年後かの大規模修繕のことを考えると、ちょっと…。駅近なのは便利ですが。
考えはめぐりめぐって、注文住宅に戻ってきました。値は張ったけど、満足しています。
大手メーカーか、地元の工務店か?
「家と車って、選び方同じなんだな…俺…」
夫の言葉です。
要は、スペックが高いものに惹かれてしまう、と。
どちらも高い買い物だから、そうなってしまうよね?
普段は「無駄なものは買わない、買わなきゃいけないものは極力安いもの」の節約志向な夫が、家と車だけは違いました。
夫の場合、「性能>デザイン」みたいです。
それで2~3社位に絞って、あとは価格。
ほんとうに車と同じ選び方してます…。
私の重視した部分は「安全」「耐久性」など。結局スペックに関わってくる部分なので、夫とは相反せずに済みました。
結局は、大手のハウスメーカーと契約しました。
大手は高いし、結局最後の施工は地元の下請けじゃないか、とも思うけど。
話を聞いてみて、工法、使っている材料、保証、アフターサービス等が納得できたところと契約しました(これは、後々詳しく記述します)。
このブログの説明書
くらげ子が、産休取得をきっかけに始めたブログ。
普段はtwitterの住人
日常的につぶやいています。→くらげ子 (@kuragecco) | Twitter
twitterでは書き切れなかった、これまでの生活で記録に残しておきたかったことを、まとめています。
主なトピック
1 家づくりのこと
夫とともに家を建てました。参考まで、注意したこと、考えたことを記録しています。
2 読んだ本のこと
2015年の目標は読書をする、にしました(小学生か)。ただ読むだけではアレなので、感想を出しておきたいと思います。
3 妊婦生活のこと
あっという間に過ぎてしまう妊婦生活。自分のためにも、子どものためにも忘れずに記録しておきたいことのひとつです。
4 水草水槽のこと
夫の強い希望で、終の棲家できる=引越の可能性なくなる=水槽つくれる、で始めました。
そうしたら、おさかなの可愛さと水草で景観を作ることに、私自身うっかりハマってしまいました。
なついている可愛い扶養家族たちのことを記す…かも。